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アックスヤマザキ「外部環境を言い訳にしない経営」 - 日経ビジネスオンライン

外部環境は経営を左右する。規模の小さい中小企業ならなおさらだ。それでも、想定外の発生を想定し、備えてきたのがアックスヤマザキだ。逆風が吹き荒れる中、山﨑一史代表にインタビューした。

山﨑一史(やまざき・かずし )

山﨑一史(やまざき・かずし )

1978年大阪府生まれ。近畿大学卒業後、機械工具商社を経て、2005年に父が経営するアックスヤマザキに入社。営業を中心に担当し、15年に社長就任。粗利益率の向上を重視して既存商品の整理を進めつつ、玩具市場などの新市場を開拓した。アックスヤマザキの創業は1946年。山﨑社長の祖父が創業者(写真/菅野勝男)

以前にアックスヤマザキを特集したのは2021年5月号でした。その際には、コロナ禍を追い風に売上高を2.5倍、営業利益を12.5倍にしています。その後、資源高や国際的な物流の停滞が続き、今年に入ってからは急激な円安となりました。

山﨑:現在の外部環境は、当社にとっては逆風ばかりです。当社は海外の協力工場でミシンを製造してもらい、日本に輸入して販売するファブレスモデルです。原料が値上がりし、為替差損が発生して、調達価格は上がる一方です。

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ウェビナー開催 経産省のGX戦略キーマンが直言 水素、アンモニア、原発…日本企業の勝機

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