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ニッチ戦略、だめ上司…2022年に最も読まれた10本|日経BizGate - 日経BizGate

2022年は新型コロナウイルス禍による影響が前年までよりはやや落ち着いた半面、ロシアによるウクライナ侵攻とその後の世界的な物価高など、ビジネスを巡る環境が著しく変化した。日経BizGateは「ビジネスパーソンの課題解決の扉を開く」を掲げ、従来のビジネススキルに関する記事に加えて、国連のSDGs(持続可能な開発目標)や近年関心が高まっているWell-being(ウェルビーイング)、メタバースといった企業が直面する社会課題に関するコンテンツに注力してきた。22年中に新規公開し、同年末までに最も読まれた記事10本を紹介する。

(1)山下達郎・アメックス・ゴアテックス 共通するニッチ戦略(1月28日公開)

価格競争による不毛な消耗戦など企業間の厳しい競争に打ち勝ち、大きな利益を上げるためには「競争しない」状況をつくることが重要だと早稲田大学ビジネススクールの山田英夫教授は説く。それを実現するためには「ニッチ」「不協和」「協調」の3つの戦略があり、ニッチ戦略はリーダー企業との競合を避け、特定市場に資源を集中する。「量を限定する」ニッチ戦略をとる、防水透湿性素材のゴアテックス、シンガー・ソングライターの山下達郎氏、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスについてケーススタディを紹介した。

(2)やる気を奪う「悪上司」 NGパターンはこれだ(8月3日公開)

職場を見限って仕事を辞める人は、自らモチベーションを落として、決断に至ると思われがちだが、実際には「上司やリーダーの配慮を欠いた振る舞いが引き金になったケースが多い」と、経営コンサルタントの松岡保昌氏は説く。「やる気を下げる要因」を取り除くことは結果的にチームの競争力を守るという松岡氏に、モチベーションを損なわない管理職スキルを教わった。

(3)「だめ上司」の典型タイプ だから、部下が辞めていく(8月10日公開)

(2)の続編。転職が難しかった昔とは違い、今は「不愉快な上司の下で働き続けるのを我慢しない人が増えてきた」と松岡保昌氏はみる。つまり、嫌われる上司は優秀な部下を離職に追い込み、企業の人材ロスを引き起こしかねない点で深刻な「経営リスク」といえる。松岡氏に離職を招く「だめ上司」の典型的タイプを明かしてもらった。

(4)ウクライナ大使館、窮地救った名古屋のベンチャー(5月16日公開)

ロシアが軍事侵攻を始めてから多数の問い合わせを受け、業務が逼迫した在日ウクライナ大使館。彼らが支援を求めたのは名古屋市を拠点とする社員わずか8人のベンチャー企業だった。ウクライナ大使館はなぜ小さなベンチャーを頼ったのか。

(5)あなたの職場トイレは安全ですか? 増加するリスク(7月19日公開)

ビジネスパーソンが普段、何気なく使っている職場のトイレには、企業経営における様々なリスクが集約されている。健康企業代表の亀田高志医師が職場トイレのリスク管理の重要性を説明した。

(6)テレワークで行き場失う承認欲求 偉さ誇る時代の終わり(7月4日公開)

新型コロナウイルス禍を受けて、半ば強制的にテレワークが導入された企業は多い。しかし、同志社大学の太田肇教授によると、社員の承認欲求、とりわけ職場という共同体の中で自分の存在感を示そうとする日本人特有の表れ方がテレワークの普及を妨げているという。

(7)藤井聡太五冠を生んだ将棋AIのリアル(4月18日公開)

将棋界で藤井聡太五冠の快進撃が続く。藤井五冠の活躍を支えているのが将棋AI(人工知能)だ。日本社会の中で、実は将棋界は隠れた「AI先進国」。約200人の現役棋士が日常使いの感覚で将棋AIを活用しているという。日本将棋連盟の佐藤康光会長に聞いた。

(8)桜田門外の変 歴史を変えた季節外れの大雪(3月3日公開)

東京の冬は天候の予想が難しい。江戸・東京の歴史を振り返ると天気が影響したと思われることもある。徳川幕府の大老・井伊直弼が殺害された桜田門外の変(1860年)は、雪が決定的な役割を果たし、幕末から明治維新へと展開するスタート地点となった。

(9)生産性向上で社員の生きがい追求 静岡部品会社の挑戦(9月5日公開)

プラスチック部品製造のプラポート(静岡市)は生産性の向上を通じて得た利益を、職場環境の改善や社員の生きがい追求に生かそうとしている。

(10)アウディ幹部が見た「里山資本主義」 岡山・真庭の挑戦(5月23日公開)

地球温暖化対策が急がれるなかで自動車の世界市場ではガソリン車から電気自動車(EV)へのシフトが進みつつある。独フォルクスワーゲン(VW)の日本法人フォルクスワーゲングループジャパンは4月、「アウディ」のEV「e-tron」の試乗ツアーを岡山県真庭市で開催した。SDGsの意味を考え、体感するエコツアーに記者が参加した。

(注)2022年1月1日~12月末に新規公開した記事で、ページビュー(PV)の累計数が最も多かった記事10本を抽出した。

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