新ビジネスで地域活性化を帯広でアイデア発表会｜NHK 北海道の ... - nhk.or.jp

新たなビジネスを作りだし、地域の活性化につなげようと、起業を目指す人たちが事業のアイデアを発表しあう催しが帯広市で行われました。

この催しは、十勝地方の活性化につながる起業の取り組みを支援しようと帯広信用金庫などが８年前から開いています。
ことしは起業を目指す高校生から50代までの男女約50人が参加し、10のグループに分かれて投資家らに事業のアイデアを発表しました。
このうち、帯広市内のホテルに勤務する人らでつくるグループは、こはく色が特徴で、植物由来の「モール温泉」の魅力を広めようと、全国のイベントや観光施設に足湯を設置して、地元の人や観光客に楽しんでもらう事業を提案しました。
このほか、十勝地方への移住を検討している人を対象に冬場の寒さなど生活面での不安を解消するため、実際に住んだり、地域住民との交流を深めたりする定住支援を提案するグループもありました。
この催しでは、これまで提案したアイデアが実際にビジネスとして事業化されたものもあり、帯広信用金庫の※タカ橋常夫理事長は「皆さんの熱意が伝わるエネルギッシュな発表でした。起業によって事業者の母数が増えることは経済の活性化や人口減少の抑止につながるので、今後もこういった支援の取り組みを続けていきたい」と話していました。

※タカは「はしごだか」

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