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ZARA、H&M、ユニクロ、IKEA…ビジネスを成功させた「ギャップ活用」の発想とは? - 幻冬舎ゴールドオンライン

ZARA、H&M、ユニクロ、IKEA…ビジネスを成功させた「ギャップ活用」の発想とは?

ゼロからビジネスアイデアを創出するのは大変ですが、いまあるビジネスを組み合わせたり、見方を変えたりすれば、いろいろな可能性が見えてきます。市場間のギャップや、リソース等の空白を活用し、大きく躍進した企業のビジネスを例に、具体的な内容を見ていきましょう。

2つのモノ(市場)の価格格差・情報格差を利用する

今やマクドナルドやナイキに代表されるグローバルビジネスでは常識となっている「世界で最も安い市場でモノを調達して、世界で最も高く売れる市場で売る」というビジネスモデルのもとになっている発想法がギャップ活用法です。

今日では、巨大グローバル製造業が企画・デザインは本社で行い、生産はアジア圏や東欧諸国など人件費、物価の安い地域で行い、グローバルに展開する店舗で販売する垂直統合型のビジネスモデル(SPA)を採用しています。具体的にはGAP、ラルフローレン、ZARA、H&M、ユニクロ、IKEAなどをあげることができ、まさに市場間の「ギャップ活用」の発想によって成功した事例といえます。

[図表1]グローバルSPA企業の垂直統合型ビジネス

次に、近年英会話学習で普及が進む「オンライン英会話」について考えてみます。このビジネスが従来の英会話学校に比して圧倒的に優位性を持つ理由は、コストにあります。まず講師については、英語の堪能なフィリピン人講師を採用することでコストを従来の5分の1以下に下げ、オンライン学習を採用することにより、その他の付帯費用(物理的な施設等)も極限まで下げることを可能にしました。まさに2つの市場の「ギャップ活用」の事例の1つといえるものです。

ところでIT業界では、アメリカで流行したものは3~5年後には必ず日本でも流行するといわれてきました。ソフトバンクの孫社長で有名な先行する市場(アメリカ)の情報をいち早く日本に取り入れて活用する「タイムマシン経営」も、2つの市場の情報格差を利用した成功事例です。

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